形而下の文化史

表象文化史・ジュエリー文化史・装飾文化史

 

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝(10)       国立西洋美術館

(21)Relief fresco;Island of Peseira,north of CreteBC2,000年期中庸 Pennsylvania University Museum;Prehistoric textile by E.J.W.barber (展示品ではありません) (22)Stele Grave Circle A;BC1500年 National Archaeological Mueum(Ethniko Archeolo…

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝(9)       国立西洋美術館

(17)金製イヤリング;エレトリア、エヴィア島、ギリシャ(BC475年~BC450年) (17)金製イヤリング;エレトリア、エヴィア島、ギリシャ(BC475年~BC450 (20)ミノア文明、ミケーネ文明、石刃(石包丁)・形而下の石スケッチ(和久譲治) (17)金製イヤリングの下…

トピックス(1)日本銀行金融研究所・貨幣博物館

徳川家康の分銅金(小分銅) (1)「桐」刻印・分銅金(小分銅);CURIO 190号 フジインターナミント株式会社 2015年11月20日、貨幣博物館がリニューアルオープンしましたので、早速、足を運びました。写真(2)Razor(Final Bronzu age)のようにイタリア半島…

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝(8)       国立西洋美術館

(17)金製イヤリング;エレトリア、エヴィア島、ギリシャ(BC475年~BC450年) イヤリング上部の柘榴花は花弁が「Chevron(Cheveron仏古語)」紋となり、ガク片の中に一個の種子を持つ。この女性が「柘榴・生命の樹の女神」であることを表象しています。それにも…

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝(7)       国立西洋美術館

(16)金製イヤリング;エレトリア、エヴィア島、ギリシャ(BC475年~BC450年) (14)エヴィア島;WIKIPEDIA BC1,100年頃、インド―ヨーロッパ語族・ドーリア人の南下による混乱の暗黒時代が過ぎた頃より、エヴィア島のイオニア人(アナトリア西南部・イオニア地…

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝(6)       国立西洋美術館

(12)金製イヤリング;エレトリア、エヴィア島、ギリシャ(BC475年~BC450年) この作品が作られた歴史的な意味に近づくには、征服側の神話に頼ることは出来ません。BC475年~BC450年前後におけるエレトリアの時代背景を調べ、作品の「表象」を調べ、同時代の他…

「羽子板、扇」が導いたこと(18)酉の市 ;氷川神社

花畑大鷲神社;酉の市 「酉の市」と「氷川神社」のルーツを探りながら、地中海文化圏まで至りました。 折しも「黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝 国立西洋美術館」が始まり、数多くの「形而下に石」が展示されています。そして、一つ一つを精査する中で多く…

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝(5)       国立西洋美術館

BC508年クレイステネスの改革(陶片追放)により、アテネでは貴族制、僭主政治から脱却し、アテネ民主制のもと約70年の繁栄の時を迎えます。(ギリシャではなく、ポリスとしてのアテネです。)(8)の砂岩製女神アフロディテの頭部はそのアテネ民主制繁栄の…

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