形而下の文化史

表象文化史・ジュエリー文化史・装飾文化史

 

ハート形の表象が語ること(3)

 

 

 表象表現 ハート形

 コーカサス(Caucasasu)とミノア文明(Minoan Civilization)を繋ぐもの

 タルタリア粘土板(Tartaglia clay plate)

 

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(95)Tartaglia clay plate(タルタリア粘土板); BC5,500~BC4,500(新石器時代), 

           Tartaria,Alba County,Romania(ルーマニア)

         Discovered by the  archaeologistTHE Nicolae Vissa in 1961

       Wikipedia

 

 

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(96)哲学と信仰;(95)Tartaglia clay plate(タルタリア粘土板) の解読;和久譲治

 

「ハート形の表象」でコーカサス(Caucasasu)とミノア文明(Minoan Civilization)を繋ぐ作業は、この「Tartaglia clay plate(タルタリア粘土板)」から始めるべきでしょう。二つの文明の間に「案内板」の様に存在する、解読・解釈されていないArtfact(人工物)を解読・解釈することにより、二つの文明がつくりだした「表象」と「文化」を正しく理解することが出来ると考えます。「形而下の文化史」を少々逸脱しますが、これらの「形而下の石」に宿った「観念」について書きました。写真(96)「哲学と信仰」の解読・解釈は、この分野を研究されているヨーロッパの人達にとって、解りきっているものの、認めたくないことなのかもしれません。この解釈は、一見、飛躍したように見えますが、いたって歴史的にはあたりまえのことで、遥かBC5,500年以前から存在し、私のオリジナルではありません。ネット上に存在しているのに、アクセスできない「形而下の石」の解読・解釈を見つけるごとに、複雑な気持ちになります。

それでも「形而下の石」を拾い続けようと考えます。

 

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