「イシュタルの表象(3-29)」を書いている途中ですが、どうしても述べておきたいことがあります。今、コーカサス(カフカス)山脈の北と南の文化を比べ、「知識の杖」と「イシュタルの表象」が相互に、どの時期に伝播したのかが焦点になっています。この時、北のステップ地帯の文化の流れが、比較的解り易いのに比べて、コーカサス地方の文化は、ジグソーパズルの「失はれたパーツ」のように、時間と空間に大きな空白があるのです。過去の歴史学者が、意図的に隠したパーツだとは考えたくはないのですが、周りのパーツが揃っているのですから、推察することが広く行われていてもよいはずです。時間空間的に周りの文化から「失はれたパーツ」を推察してみたいと考えます。この時、歴史学者に否定的に扱われている「Chalcolithic(金石併用時代)」と「Krasnodar」がキーワードになると確信しています。それは文化の過渡期で済ますことのできない、時間の長さと人類に大切な文化の様相を呈しているのです。
結論から入りましょう。
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